high performance

耐震性能

優れた耐震性を実現する、
<耐震等級3(構造計算による)>

耐震性に優れた6面体ボックス構造の信頼性をさらに確かなものにするために

地震に対して優れた耐震性を発揮するツーバイフォー工法の住宅。その秘密は、家全体を4面の壁(垂直面)と、床・屋根(水平面)で構成する6面体からなるボックス構造にあります。このため、地震や台風など外部からの力を一点に集中することなく、面全体でバランスよく吸収・分散し、揺れや衝撃に対して抜群の強さを発揮します。

また、北米式ツーバイフォー工法では設計面でも優れた特性を持っています。輸入住宅の魅力でもある広々としたリビング・ダイニングや吹き抜けなどの間仕切りの少ない大空間をつくったり、ビルトインガレージを設けるなど、設計の自由度が高く強度や耐久性の面でも理想的な工法となっています。6面体構造の耐震・耐風性を高めるためには、壁、床、屋根の各面が強固に接合されていることが必要です。用途別に分類されたツーバイフォー工法用の釘は、在来工法の釘に比べ約20%も太く、強度も約1.8倍のものを用途に合わせて使用。厳しい基準の釘打ちピッチが精度の高い接合を可能にし、信頼性の高い施工を実施しています。

強度だけでなく、健康への配慮から使用される構造用合板はすべてホルムアルデヒド発散量を極めて低いレベル(F☆☆☆☆表示合板)のものを使用しています。

住宅の熱損失の割合グラフ
淡路島ヴィラ
トラス工法
すべて2×4工法用製材で構成した平行弦フロアトラスは、構造計算によりトラスの高さ、スパンなどを自由に設計できます。
さまざまな物件に対応でき、高精度・高強度で大スパンの設計にも最適です。
商業施設やガレージ・店舗などの用途で大規模建築に多く採用。またRC構造や木造との混構造にも対応。

ツーバイフォー工法用接合金物

6面体ボックス構造の耐震性をさらに高めるために、開口部脇下部分の土台と1階壁にはツーバイフォー工法用のプレート金物を採用しています。
1階と2階壁には帯金物を採用し、土台と壁、1・2階壁を強固に緊結しています。
建物の主要な出隅部分には、壁パネルと基礎との緊結を高めるためにホールダウン金物と専用のアンカーボルト、2階の構造壁にも専用の金物を設置。
基礎と1階、1階と2階などを強固に接合する金物の採用により、上下左右からの圧力に耐え優れた耐震性・耐風性を発揮します。

ツーバイフォー工法用接合金物の写真
建物の主要な出隅部分には、ホールダウン金物と専用のアンカーボルトを設置し壁パネルと基礎との結合を高めています。
ツーバイフォー工法用接合金物の写真
土台と1階、1階と2階をそれぞれ帯金物等で緊結し、壁パネルの結合を高めています。

あおり止め金具(ハリケーンタイ)

地震とともに十分な備えが必要な災害が、台風や竜巻です。
強い風の影響を受けやすい屋根の垂木と構造壁の結合部分に、構造条件に合わせてハリケーンタイと呼ばれる吹き上げ防止金具(あおり止め金具)を使用。防錆処理の施されたこの金具は1ヶ所あたり3.38kN(約345kg)まで耐え、強風に対しても入念に対策を施しています。
床、壁、屋根の結合部分にも、台風性の高い最適な結合金物を使用。

ハリケーンタイ(あおり止め金具)
構造材に垂木をしっかりと固定するハリケーンタイ(あおり止め金具)。
※ハリケーンタイについては接合部位によって使用する金物の種類が異なります。
屋根の構造図解
北米式ツーバイフォー工法の屋根は、全体が一面の構造体になっており、軒下からの吹き上げ風によって屋根が持ち上げられにくい構造となっています。

各耐震機能

① 基礎・土台・床合板・ホールダウン金物

土台・大引き
土台・大引き
1階床合板(厚み28mm)
1階床合板(厚み28mm)
床合板(厚み28mm)
床合板(厚み28mm)
ホールダウン金物
ホールダウン金物

② 構造密度(2×4・2×6)

構造密度1
構造密度2
構造密度3

③ 角金物・ホールダウン金物

角金物1
角金物2
角金物3
角金物4

④ 2階床梁

帯金物ショートストラップ

⑤ 帯金物ショートストラップ

2階床梁

⑥ 帯金物ロングストラップ

帯金物ロングストラップ

⑦ 屋根

屋根1
屋根2

⑧ ハリケーン

ハリケーン

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