high performance

断熱性能

木の優れた断熱性 × 北米式ツーバイフォー工法の断熱構造

より少ないエネルギーで、快適な居住空間を実現する。経済性とともに地球環境の保全という観点からも、冷暖房効率に優れた省エネルギー住宅が日本でもやっと求められるようになりました。
そこで最も重要となるのが、住宅の断熱性です。
”木”の断熱性能は、鉄の約350倍、コンクリートの約10倍といわれ、極めて優れた断熱性を持っています。
性能の高い断熱材と樹脂サッシ(PVC製)ガラス窓及び断熱機密ドアを採用により、
「夏は涼しく、冬は暖かく」。
優れた断熱構造が、365日快適な室内環境を実現します。

内装写真

優れた断熱基準(青森・岩手・秋田の寒冷地でも認められる断熱性能)

「365日春のように過ごしやすい快適な居住空間をつくりだす、まるで魔法瓶のような家」
現在ではその目安になるのが外皮平均熱貫流率※ UA(ユー・エー)値0.46(省エネルギー基準地域区分5-6)ZEH基準を上回る断熱等性能等級6にあたる上位等級の基準が標準となっています。※外皮平均熱貫流率
住宅の内部から床・外壁・屋根(天井)・開口部などを通過して、外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値のこと。

優れたQ値の秘密は<ペアガラス窓と厚い断熱材>

断熱等級6(外皮性能0.4)を実現するために、天井、壁床等に断熱性を高める様々な工夫が施されています。
天井には厚さ140㎜、外壁には90㎜の高い密度(16kg/㎥※1)の高性能グラスウールを使用。床には60㎜のポリスチレンフォーム※2を使用。熱が最も逃げやすい開口部には、寒い冬場でも結露の心配が少なく、しかも高い断熱効果を持つ樹脂(PVC製)ガラス窓および断熱機密ドアを採用、さらに建物全体を防湿気密シート(ぺーパーバリア)で覆うことで、熱の損失を最小限に抑えています。

1※16kg/㎥  グラスウールの断熱性能は厚さと密度によります。高性能グラスウール16kg/㎥は、一般のグラスウール24kg/㎥相当の高い性能の断熱材です。

2※ポリスチレンフォーム  押出法ポリスチレンフォーム保湿版3種

  • 天井断熱 施工例
    天井断熱 施工例 高性能グラスウール140㎜[16kg/㎥]+0.2㎜厚防湿気密シート
  • 壁断熱 施工例
    壁断熱 施工例 高性能グラスウール90㎜[16kg/㎥]+0.2㎜厚防湿気密シート
  • 床下断熱 施工例
    床下断熱 施工例 ポリスチレンフォーム60㎜
  • 土間断熱 施工例
    土間断熱 施工例 ポリスチレンフォーム60㎜
  • 開口部(玄関) 施工例
    開口部(玄関) 施工例 断熱機密ドア
  • 開口部(窓) 図解
    開口部(窓) 図解 樹脂(PVC製)ガラス窓
  • 屋根断熱 施工例
    屋根断熱 施工例

    ルーフスペーサー(通気層を確保するための部材)

発砲断熱材「アイシネン」

アイシネンとは、環境先進国カナダで開発された発砲ウレタンの断熱材です。
その中でも「アイシネンLDフォーム」は独自のセル(気泡)構造によってほとんど水を吸わないように開発された発砲ウレタン。きめ細やかな表面で、指で軽く押しつぶすことができるほど柔らかく、高い断熱性と気密性を長期に渡って実現できる現場発泡ウレタン断熱材です。

  • 熱伝導率0.038W/㎡・k
  • 音響透過クラス37dB
発砲断熱材「アイシネン」の施工シーン
発砲断熱材「アイシネン」施工の様子 発砲断熱材「アイシネン」施工の様子 発砲断熱材「アイシネン」施工の様子

サッシ「Montage」

ウィンドウ進化論 Montage欧米の優れたデザイン性能を、日本の品質でお届けすること。その想いからMontage ウィンドウは生まれました。
「Montage」は北米で生まれ、日本のために進化を遂げた樹脂サッシです。
伝統的なアメリカン・ウィンドウデザインをベースに、輸入樹脂サッシのノックダウン生産20年の実績とノウハウを持つクレトイシが独自開発した自信作。
「絵画を掛け替えるように 窓がその時節の風景に切り替える」という意味を持つ「Montage」を採用。
その名の由来通り、窓からはじまる物語を、美しく、そして表情豊かに綴ります。

サッシ イメージ画像
デザイン
伝統的な職人が手塩にかけて造った窓を思わせる高品質
アンティークのような雰囲気
木製のような高級感
洋風・和風住宅に関わらずほとんどすべての住宅デザインにマッチ
多量の酸化チタンを使用しているため、強度が増し、より白く、日光に当たることによりセルフクリーニングのメリットがあります。
断熱性能値
JIS H-5等級(高断熱複層ガラス・遮断高断熱複層ガラス使用時)
Montageは高断熱複層ガラスを採用することで全ての窓品種においてH-5等級(2.33W/㎡・k以下)の性能をクリアしています。

※上記数値は国内JIS試験場での実測値であり、国外の試験場での違った試験方法による実測値からの換算値ではありません。

※上記数値は実測値であり保証値ではありません。

断熱性・防露性
高耐候性硬質塩化ビニール(PVC)製のフレームにペアガラスを組み込んだ高断熱サッシです。
ペアガラスは、透明ペアガラスとLow-E仕様の2タイプをご用意しており、特にLow-E仕様には、より性能値の優れた、金属2層ソフトコーティングガラスを選定しています。また、アルゴンガスを充てんすることにより、ガラスの性能を高めています。

PVC窓枠とは

1955年ドイツで誕生したPVC(Polyvinyl chloride)サッシは省エネ時代の窓として1973年のオイルショックを契機に急成長。
熱伝導率はアルミの1/1000以下、断熱性・気密性・水密性に富み、複層ガラスとの組み合わせで遮音性にも優れています。
現在ではドイツサッシ全体の45%、他のヨーロッパ諸国でも40%前後の高いシェア率を誇っています。
アメリカにおいてもアルミ製11%、木製41%に対しPVCは45%を占め、とりわけリフォーム市場では、木製窓の腐食などが原因で53%の市場をPVC 窓が占めています。

サッシの写真
遮音性
外部の騒音の侵入を抑えるとともに、室内の音が外に漏れにくいため、プライバシーの確保にも効果的です。平均25dB減音という高い遮音効果を発揮し、うるさく感じる約80ホンの騒音を望ましい範囲内の55ホンに抑えることができます。
防犯性
複層(2枚)ガラスは、ガラスやぶりによる侵入に手間取らせます。またガラスが障子枠に接着されている為、万が一ガラス破りにあっても破片を外しにくく、侵入を困難にさせます。
防火性
Montageは樹脂窓で初めて、耐熱強化ガラスを採用し大臣認定を取得しました。
網の入っていない耐熱強化ガラスを採用することで、すっきりと清々しいクリアな視界で窓の外のきれいな景色を眺めることができます。

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